事前教育

Cproのカンボジア人技能実習生の事前教育はJINZAI日本語研修センターが実施しております。弊社が募集し面接した技能実習の応募者はほぼ語学を習った経験がありません。事前教育も「あいうえおアイウエオ」から教えます。

日本語教材

教材は「ビギナー弊社オリジナル」からスタートし「みんなの日本語初級Ⅰ・Ⅱ」です。受け入れ先からの依頼で特殊用語も教えておりますが、これは長年実習生を受け入れて頂いている企業様の協力により作成され日々、改良を重ねている日本語教材です。送り出し機関だけでは最良の教材作成が難しく、実習生受け入れ企業様の実態に合った教材を互いに協力し合って作っています。
全ての寮生に

全ての寮生に日本語NAT-Testを受験させております。N5確実な寮生、高い確率でN4を取得可能な者にはN4を受験させますが全体の目標は半年でN5取得です。試験対策をしますので半数以上が5N合格しますが「日本語での会話」ができるわけではありません。評価基準を設けることで日本語を勉強している技能実習生の「目安」となります。

日本語教育の環境

技能実習生の試験と面接を経て合格した者は入寮して日本に渡航まで約半年の間、寮生活にて事前教育を実施しております。
寮生は土日祝祭日帰宅させますが居残り希望者は寮に残り「留守番」をしてもらっております。
弊社事務所と日本語研修センター、学生寮は併設されております。
送り出し機関スタッフの職場(事務室)と教師の職員室は自由に行き来ができ、入寮者たちは同じ空間で自習をしており、日本語師に質問するように送り出しスタッフにも様々な質問をします。
受付も同じ場所にあり寮生は教師や社員の仕事を身近に見て、仕事の姿勢も見習うように指導しています。
現在、主力の日本語教師はカンボジア人教師と事務所スタッフ(N3)です。日本人日本語教師、日本人送り出しスタッフは総括指導員としております。
飲食も全員一緒に「いただきます」から始まり「ごちそうさまでした」で終わります。
早朝五時半から1時間程度で事務所、職員室、教室の掃除をし、それぞれ朝食の支度をします。昼食と夕食は寮生持ち回りで「食事の支度」をし「片付け」が終わり午後7時半ころ全ての戸締りを終え各人寮に戻ります。

弊社の社員、教師が寮生の見本として同じ時間を共有することで少しでも日本語と日本人の雰囲気に触れさせ、日本語の理解を深められる環境にしています。
教育方針=社是は「やって見せ・・・」です。

日本語NAT-TEST
日本語を母語としない人を対象として日本語の能力を測定する試験。
日本語NAT-TEST

 

N5、N4
日本語能力試験のレベル。N5〜N1があり数字が小さいほど日本語能力を求められる。
N5: 基本的な日本語をある程度理解できる。約750語(新出約750語)
N4: 基本的な日本語を理解できる。約1,700語(新出約950語)