失踪対策について

弊社も技能実習生送り出し事業11年目を迎えました。
受け入れ関係者が頻繁に来られた当初は「御社の失踪対策は?」との質問が大半を占めておりました。

本人負担金を減らすための努力をする

  1. 協定書に書かれている送り出し諸経費・管理費をいただく
  2. 日本側より受けた収入で経営できる内容にし、不足分を本人負担金とする
  3. 過剰な接待や面接に来られる方々の渡航費負担、その他特典を設けない

リクルーターを使わない

ガラス張りの面接をするためには「集めてなんぼ」のリクルーターは「百害あって一利なし」です。

失踪目的の者を面接させない

カンボジアから脱出して日本にさえ入れれば、働いて豊かな暮らしができると思っているカンボジア人も少なからずいるのも事実です。技能実習生制度は労働者の移民制度ではありません。リクルーターを使わない理由は、適当なことを言って人を集めてくることです。

日本に滞在中の実習生のモニタリングを頻繁に行う

  1. どうしても日本の生活に馴染めない者には弊社より監理団体へ報告し受け入れ企業を含め「早めに相談」する
  2. 同居の実習生同士、先輩後輩のトラブルを早期発見し関係者間で相談する
  3. 細かい情報を関係者間で共有する

現在も基本的なポリシーは変わっておりません。ゼロではありませんが失踪者は非常に少ない数字で収まっております。また、失踪理由も「アクシデント」の域を超えておりません.