2007年カンボジアで最初に研修生を送出しました

カンボジアが初めて団体管理型での技能実習生送り出しをしたのが2007年8月です。主な送り出し国14カ国の中で最も遅い国です。長い内戦が終わり、カンボジア政府が経済再建のために様々な政策を打ち出しました。その中で労働者の海外派遣は貧困層の低減として最優先課題で進められました。当社も当初はタイへの派遣が中心でした。またベトナム・カンボジア間の企業間研修など日本への技能実習生派遣とは全く違った「労働者派遣」が主力の事業でした。2006年カンボジア政府が日本の技能実習生派遣認可をおろし、当社はいち早くこの事業を手がけました。そして最初の3人を送り出し、現在では2010年7月新法施行後の技能技能実習生在留資格の取得までに至りました。技能実習生送り出し事業が遅れた分だけ技能実習生事業の問題点、他国での失敗例などを充分に研究する時間がありました。

始まりは日本語学校から

当社は元々日本語学校です。2007年送り出し当初より「日本語能力」の重要性を重視しております。また明るく伸び伸び技能実習が行なえるよう様々な工夫をしております。2016年現在、資格を有した日本人の日本語教育スタッフ4名、カンボジア人日本語教師2名の体制で日本語教育を実施しています。

技能実習生送出し実績はナンバーワン

当社が送出した技能実習生が3年間の実習期間を終え、次々にカンボジアに帰国してきています。実習期間を終えた実習生達から日本での出来事を聞き取り、カンボジアでの実習トレーニングに生かすことができました。日本の受入団体からもトラブルや問題点などの報告を受け、それに対処した多くの経験があるのも弊社の強みとなっています。

日本語教師有資格者が日本語教育スタッフ

日本語学校から始まった送出し機関だからこそ、日本語教育スタッフは日本語教師有資格者を条件としています。日本人であっても正しい文法と正しい発音を教えられる訳ではありません。これまでの経験上、日本語教師有資格者で一定の教育スキルが必要だという結果に至りました。